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君の手がささやいている 第二章 主演:菅野美穂 あらすじと感想

1997年~2001年に、テレビ朝日系列で一年に一度、全5回に渡って放送された
スペシャルドラマのシリーズ二作目。

原作:軽部潤子
脚本:岡田惠和
出演:菅野美穂 武田真治 谷口舞 中村麻美 斎藤陽一郎 木内みどり 本田博太郎 高樹沙耶

第7回橋田賞作品賞受賞作品

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【あらすじ】
生まれつき耳の不自由な美栄子(菅野美穂)は野辺博文(武田真治)と結婚し、もう泣くことなんてないんじゃないかと思うくらい穏やかで幸せな毎日を送っていた。

ある日、美栄子は突然吐き気に襲われ産婦人科で診察を受けると妊娠三ヶ月と告げられる。

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最初は妊娠したことを素直に喜んだ美栄子だったが、だんだん子どもの泣く声も聞こえない自分に子どもを育てることなんて出来るのだろうかと子育てに対する不安に押し潰されていってしまう。

一度は出産を諦めようとする美栄子だったが、博文のあたたかい励ましや、出産したばかりの遠藤聡子(高樹沙耶)からのアドバイスによって出産を決意する。

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【感想】

第一章は出会いから結婚までの話でしたが、今回は妊娠から出産、育児までのお話です。

子どもの泣き声が聞こえない。
ドラマを観るまで気付きませんでしたけど、言われてみたらそうですよね。
聴覚障害者の方は赤ちゃんの泣き声が聞こえないんですね。
初めて気付きました。
耳が聞こえないってことがどういうことなのか、気付かないものなんだなと改めて思います。

出産シーンは第二章のクライマックス。
産科医や助産師が「深呼吸、はい吸って~」「大丈夫よ~」と言葉をかけるんですけど、当然そんなのまったく聞こえていなくて混乱する姿が見てて怖かった。
緊張感で体がこわばってしまうくらい迫真の演技。

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助産師も「はい吸って~」って…。
思わず「吸えるわけないやん!」ってツッコミ入れてしまいました。


半狂乱になってる彼女の元に博文が駆けつけたときは観てるこっちもホッとしました。

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博文の姿を見た途端、安心して冷静さを取り戻す美栄子の表情がすごくよかった。
一気に緊張がほぐれて、2人の愛に満ちたシーンに変化する、緊張~緩和の演出が上手いです。

でも、実際でも聾者の方の出産って何も聞こえない不安な出産なのでしょうね。
何も情報が与えられない出産なんてないでしょうから現実には助産師さんが手話などでかけ声をかけてくれたりするのでしょうか。

健常者には想像もつかない苦労があるんだなぁと改めて感じました。



わたしが一番好きな場面はちょっと変わってるかも知れませんが、博文の母・正江(加賀まりこ)が妊娠の知らせをうけて大はしゃぎするシーンです。

旦那の靖彦(石田太郎)が正江の前で「大丈夫なのかなぁ美栄子さんは」と心配する素振りを見せたときに、第一章であれだけ結婚に猛反対していた正江が、「あの子の耳のことを気にしてる顔をしちゃダメですよ、あたしたちに出来ることは、うーんと喜んであげること」と旦那さんをたしなめます。
心の底から嫁のことを大事に思う優しい言葉に胸が熱くなりました。

ストーリー、出演者、演出、音楽、ぜんぶが素晴らしいドラマだと思います。
ぜひ一度観て欲しい心温まる作品です。

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